昨日で断酒15日目が終了しました。
2日ほどブログ更新しませんでしたが、私は無事であります。
そろそろ花見の季節。
桜の名所と呼ばれる場所は例年大賑わいです。東京だと千鳥ヶ淵、上野公園、飛鳥山あたりが名所でしょうか。
上野公園で花見をやったことはありますが、いやいやすごい人です。
したたかに酔った人も見られます。
普通の人は花見などが酒を飲む機会の一つになるのでしょうが、アル中は何でも飲む理由にします。
花見も飲む理由になり得るのでしょうが、アル中は花がある所に出かける時間があるなら、家で花を思い浮かべ(実際は思い浮かべもしません)エア花見をしています。
徒然草にエア花見、エア月見が1番いいと書いてあったはずですが、アル中はそういう意味では風流ですね(実際は思い浮かべもしませんが)。
話を戻します。アル中は何でも飲む理由にします。
嬉しかったから、久しぶりに友人とあったから、悲しかったから、イライラとしたから、随分と断酒したから、アルコール依存性かどうか確かめたいから。
だから、飲む。
もっともらしく聞こえる理由もあるかもしれませんが、実際はどれも飲む理由になどにならないのです。
これは酒に限らず言えることです。
本来は何かをするのに理由はいらないのです。例えば、人を愛すのに、感謝するのに理由はいらないです。
でも、往々にして人は理由をつけたがります。荷物を運んでくれてありがとうとか。
逆に言えば、何かをするのに理由がいらないということは、何でも理由をつけられるということでもあります。
嬉しかったから、久しぶりに友人とあったから、悲しかったから、イライラしたから飲まないということもできます。
飲むか飲まないかは環境でも状況でもなく、本人の選択以外のなにものでもありません。
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