キャンプ以降もたまに予備校帰りなどに居酒屋で一杯やった。
しかし、高校生でもあり、受験勉強もあったので、当然と言えば当然だが、あくまでも機会飲酒の領域であった。
また、飲みすぎれば気持ち悪くなるし、さらに飲みすぎれば吐いた。
そんな私も大学生になった。
キャンパスは新入生を部活やサークルに勧誘する為に大賑わい。
夜はそのまま飲みばかりだった。
連日連日、大学生はこんなに飲みに行くのかとびっくりした。
当時はあやしい年齢にみえても年齢確認されるのは場外馬券売り場くらいだったので、大学近くの飲み屋さんで新入生だから断るお店は全くなかった。
また、キャンパス近くには警察署もあったが、近くの公園で花見をしていても余程大騒ぎでもしなければ職質されたこともなかった。
法律では20歳からの酒、煙草も大学生は許されるという思いがあった。
まぁ、飲酒運転にも甘い時代だったのだから当然と言えば当然です。
なので、受験勉強から開放された喜びもあり極力お付き合いした。
そんな私は新歓期間に勧誘されるがままの流れで体育会武道系の部活に入った。
以前、OBOG会に参加したが、最近は20歳以下の部員に酒を飲ますことは全くないとのことであった。
とてもいいことだと思いますが、当時はそんなことはお構いなし。
先輩のお酒は基本飲み干すのが建前であった。
とは言え、体育会ですから練習がありますし、先輩が飲みに連れて行く時は後輩はおごりが基本ですから先輩に連れ回されることもなかった。
しかし、一度飲みとなると凄まじい飲みになることがあった。
つづく
にほんブロ