まずかったビールがうまくなってから、何度か合気道の会員さんに飲みにつれて行って頂いた。
しかし、毎回飲み歩く訳にはいかないので、たまに連れて行って頂くか、親戚が集まる新年会くらいが飲酒の機会であった。
新年会では料理屋を営んでいた叔父叔母と飲んで大人の話をよく聞き、楽しい時間を過ごした。
まだまだコミュニケーションが楽しかった時期です。
その頃は高校生になっていた。
中学の頃は酒を飲む友人は少なかったが、高校生になると大幅に増えた。
高校1年の夏にキャンプに出かけた。
3人で出かけたが、予想以上に楽しくて、来年はもっと大人数で行こうとなった。
この高校2年の時のキャンプはいい思い出になっているが、一歩間違えれば危ないものであった。
出かけた小さな川の河川敷は、昼間は家族連れで賑わっているが、夕方になると人はほとんどいなくなる。
去年のキャンプでは急な川の増水で慌てたので、今回は川から離れた高台にテントを張り、すぐに逃げられるようにした。
家族連れがいる間は鉄板で肉を焼いて食べたり、静かに音楽を掛けて楽しんだ。しかし、10時くらいからいると3時くらいにはやることがなくなった。
一応、6時から飲みの予定だったが、待ちきれず4時から肉を焼いたり、焼きそば作ったりして宴会が始まった。
はじめに用意したお酒は30分もかからずに残りわずかになった。
結構、買い込んだはずだが、あっという間になくなっていく。
早速、2人で買い出しに出かけた。
いつもは買い出しに行かない私もその時は出かけた。
20分くらいして戻ったら状況は一変していた。買い出しに出かけたことで買い出し組はアルコールが入っていなかったが、残った連中は最初のペースで飲んでいるのだから仕方がない。
しかも、買い出しに行く時に残っていたお酒は度数の高いお酒ばかりだ。
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