買出しから戻ると4人のうち1人を除いて出来上がっていた。
1人は酒が強いのもあったが、他の3人の酔っ払い振りに酔いが覚めたのかもしれない。
大きいレジャーシートを敷いて飲んでいたのだが、そこにはおつまみの豆が散乱していた。
豆をひっくり返してしまい散乱しているの感じではなかった。
あとで聞くとこういうやり取りがあったそうだ。
『ははは、ところで今日は何日だ?』
『4日だよ』
『何月の?』
『2月かな』
『2月と言えば、豆まきだ』
そしておつまみの豆は見えない鬼に向かって投げられたそうだ。
8月の暑い中、変わった節分になったみたいだ。
その後も買出し組の2人と残ったメンバーでまともだった1人は飲みどころではなかった。
酔っ払った1人が何をするかわからないくらいに泥酔したからだ。
一応、近くには小さいながらも川がある。流されることはないだろうが、何かの間違いで川に入りや心臓麻痺でも起こしたら大変だ。
予想通り、心臓麻痺はしなかったが、川には入りビショビショになっていた。
その後もナイフを振り回したり、僕らのグループ以外で唯一近くにいた大学生らしき人に因縁をつけたりと大変であった。
もちろん、その大学生はすぐに近くからいなくなっていた。
その彼も最後は酔い潰れて寝てくれた。終わったのは21時すぎであったと思う。もう日付けが変わっていたかと思ったが、時間をみてビックリした覚えがある。
16時からなので5〜6時間。
その後は酔い潰れた友人に寝袋かけたり、サバイバルシートかけたりしてひと段落した。
3人で飲む気もせずに、そのまま寝た。
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